仮面ライダー

kunは仮面ライダー世代だ。小さい頃から藤岡弘の仮面ライダー1号をみて育った。2号もV3も見てた。
でも仮面ライダーがバイクに乗っている→バイクはかっこいい、みたいな発想はなかった。仮面ライダーとバイクはなんか切り離して見てた気がする。子供ながらにあの飾りのついたバイクは「どうかな」と思っていた記憶がある。むしろ普通のバイクに乗る「タキ」の方がかっこよく見えた。

当時はバイクは法律上も、物理的にも乗れなかったので自転車に夢中だった。自転車を乗り回すのが楽しくて楽しくて、学校から帰ると友達と何台かで、自転車に乗って学区内を走り回るのが日課だった。どんなところでも走るので何台も自転車を壊した。友達はフロントフォークがステムの下で折れた。。
そのたび昔はたくさんあった解体屋さんで、自転車の残骸のようなものを安く(500円とかで)分けてもらって、分解して使える部品を集めて1台の自転車を組み立てる、なんてこともしてた。

中学校では「中学時代までに自転車いじりが好きだった生徒の大半が、高校生になると暴走族になる」との通説があり、どうやら、いつか暴走族になる部類に認識されていたようだ。
なんとかウマい具合に暴走族にもならず、30を超えてからライダーデビューできた。