ECMSPYを使えるようになろう

マニュアルをまず読み漁る。
気がついた、そもそもの設定がおかしい? まずマップが連続した値になっていない。隣近辺はだいたい同じだろうし、特定の回転数のところだけ濃い、とか薄い、というのはおかしい。ギクシャクするタイミングと符合するし。あとマップ以外の数値はマニュアルにあるものと大きく違うものがいくつかあった。マップのおかしなところを他の数値で補っているようにも見える。ノーマルの設定がほしいところだ。
ネットでいろいろ探してはみたけど、信頼できそうなものは見つけられなかった。これは自分でちゃんと勉強して構築するしかなさそうだな。先は長くて楽しそう。

まずはあるべき姿を思い浮かべておこう

いろいろ考えすぎて隘路に迷い込まないよう、いま思いつく「いい感じ」を頭に入れておこう。

  • まずはアイドリングが1,200とか1,400くらいで安定する
  • アイドリングから徐々に開けていくと、スムーズに回転数があがっていく
  • あらゆる回転数から急に開けても、さっと回転数が上がる(減速チェンジ向け)
  • どこの回転数でもアフターファイヤ、バックファイヤがでない(エンブレ時含む)
  • エンジンが冷めている時から、高温安定時も上記の状態が変わらない
  • できれば気圧や雰囲気がかわってもあまり状況が変わらない

できるか?

マップ以外のファクターが多い

マップだけではどうやらうまい具合にはならないようだ。どうやらwarmとidleはなんとなくの想像と合っていた(これがあとで問題に。。)
まだこのころはよく判らない言葉も多かった。TPS, AFV, CLOSE-LOOP, OPEN-LOOP, WOTとか。この辺の言葉が判らないとファクターの変更がどこに効くのか判らない。「User’s Guide(PC)」「Tuning Guide V2」に首ったけで理解を深めるしかなさそう。いろいろ考えて作られていて難しいところもある。。ハーレーの社内ベンチャーみたいに始めて、一通り製品として世の中に出したBuell社には感動する。