DUCATIに乗ることにしました

乗ることにしたのはいろいろな面でおもしろかったから。
バイクについて大した経験もノウハウもある訳じゃないけどそう感じた。
まず「メリット」に近い感想がある。とってもスタイリッシュなのだ。単純にフェアリングだけじゃなくて、エンジンや吸気系,排気系,もちろんコクピットも。どこをとっても、全体を見ても素敵だ。いわゆるイタリアン・デザインのなせる業か。
これまでバイクを選ぶのにあたって、最高出力やトルクの数値は気にしていない。もちろん直線での最高速の値も不要だ。カタログスペック的なところで気になるのは重量とか大きさ。重かったり大きかったりするのは避けてきた。
DUCATIは巷の噂では「コーナリングマシンとして割り切っている」と聞いた。これからも走るところは山の中、ワインディングが中心、としていたい。それが一番いい。

さて実際に乗り始めてみると、乗り味はホントに繊細でスパルタン。なんともマニアックないい香りがする。繊細な所がわかってくれば、よりスマートにコーナリングしてくれるようになる。コーナーのたび、「またキレイに曲がれるかな?」と準備している間にワクワク。失敗すればガックリするも、また次のコーナーにワクワク。She’s so delicate…

900SSに出会うまでは全く知らなかった世界。
なんとなくお金持ちが乗る「道楽バイク」と思っていたドカティ。
知ってしまってからはもう、それ以外じゃ物足りない。
そんな経験を連載で…

では、まずは900SSに出会うまでのお話から…